売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】ヤワラーの荒んだ旅社で知り合った貧しい女性と赤ん坊

連載記念特典! この内容は『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々 タイ編』の中から「ヤワラーの荒んだ旅社で知り合った貧しい女性と赤ん坊」を〝全編〟掲載しています。今、連載している『アジアの暗黒街で愛を探した男』の舞台であるフアランポ...
周知

『アジアの暗黒街で愛を探した男』(2)こちらで連載中です

第二弾、こちらで連載中です。あの頃のアジアの歓楽街の記事を読みたい方、どうぞ読んでみてください。冒頭の部分で、当時の日本の株式市場の話を書いていますが、1986年はまだバブルが始まったと言う実感はまったくありませんでした。ただ、前年に電電公...
貧困・格差

強制執行、約3万8000件の衝撃。住居を失って絶望する人間の自暴自棄が事件を呼ぶ

世の中には、誰でも要領良く生きていけるわけではない。家賃が払えなくなって、強制執行を受ける人間もいる。強制執行は約3万8000件もあり、一日100件のペースで起きているというデータもある。住居を失うというのは社会から見捨てられるということで...
インド

◆インドの売春地帯ソナガチの現在の光景。いまだに売春地帯は売春地帯のままだ

インドの売春地帯ソナガチは今も健在のようだ。いくつかの動画がSNSに上がっていて、懐かしく見た。だが、私がいた2005年頃のソナガチは、今よりもはるかに荒々しく、生々しく、猥雑で、混沌としていたように思える。当時のインドの状況は『ブラックア...
社会

死刑制度は正しい。この制度はそのまま継続し迅速に執行するのが正しいあり方

「死刑は野蛮であり残酷であるから廃止すべきだ」という声もある。これは視点がおかしい。残虐な凶悪犯はそれ相応の罪を犯したわけだから、むしろ加害者の存在そのものが野蛮であり、残酷なのだ。きちんと法に則って死刑に処せられるというのは秩序に則ってい...
どん底の女たち

◆底辺オーラを発してる風俗嬢。彼女たちが表社会に戻るのはけっこう難しい理由

私は人生のほとんどを社会の裏側に生きている女性と一緒にいたのだが、作家として活動するようになってからは、表社会で普通に働いている女性や、上級国民的なカテゴリーに所属する女性とも接点ができるようになった。それでいつも思うのが、私がつき合ってき...
東南アジア

シンガポールの住宅高騰は解決できない?成功しているがゆえに抱えるジレンマ

シンガポールの国土の狭さはいかんともしがたいものがある。国なのに東京23区とか淡路島と同じくらいの大きさでしかない。土地供給に物理的な天井がある。周辺に郊外を広げる余地がない。この小さな国が経済成長すると、土地価格が恒常的に上がっていくのは...
LGBT

◆インドネシアのトランスジェンダー。排除されても女装をやめることはできない

インドネシアのリアウ諸島のひとつであるカリムン島をうろついていたとき、夜中に路肩の草むらの向こうに薄暗いあかりの下でひとりの女性が隠れるようにして立っているのが目に入った。夜中に道脇でひっそりと立っているのであれば、性を売る女性であるのは誰...
東南アジア

ゴールドの売買が株式市場の6倍規模のタイ。それが原因でバーツ高が止まらない?

タイの通貨バーツが上がっている。今や1バーツ5円超えが常態化している。タイの人々はゴールドが好きだ。バンコクの中華街に行けば「銀行」ではなく「金行」があって、24金が保証書つきで売っている。ゴールドの売買は日常に溶け込んでいるのだ。ここにゴ...
アフリカ

◆カメルーンの首都ヤウンデでは、なぜここ10年で身体を売る女性が急増したか?

アフリカにはカメルーンという国がある。この国の首都ヤウンデは、中央アフリカ最大の都市の一つでもある。人口は約300万人を超え、近年急速に拡大している。表向きは政府機関や国際機関が集まる行政の中心地だが、夜になると別の顔を見せる。街の路地裏や...
ライフスタイル

健康は維持するものではなく、投資によって性能を引き上げる対象へと変質した?

一部の人のあいだでは、自分の身体や脳を「投資資本」の対象と考えるのは競争社会における合理的な選択として受け入れられている。これらの高度な管理や最適化は、誰にでも等しく開かれているわけではない。カネと情報を持つ者だけが次の段階へ進む。そのよう...
人身売買

◆高額報酬で釣れられ、カンボジアで性暴行・ドラッグ強制・拷問に遭った女性

私にとってカンボジアのシアヌークビルは懐かしい地方の漁村の印象しかないのだが、私がこの国を去った2004年代以後、この地は中国人の開発が入り、大量のカジノが建てられて中国人の博打の街と化し、さらに中国人の詐欺グループが入り込んで世界最悪のイ...
貧困・格差

アポロフォビア(貧困嫌悪)が広がる将来の日本社会はどういう状況になるのか?

今の社会では、人格ではなくカネが人間の判断基準となる。どれだけ稼ぎ、どれだけ消費し、どれだけ社会に利益をもたらすか。それが人間の評価軸になっている。この評価軸の中では、貧困層はきわめて不利な立場に置かれる。いずれは「軽蔑」の目で見られるよう...
売春地帯

◆バングラデシュの極貧売春地帯。物理的に沈みゆくエリアに暮らす女たちの姿

私が愛したタイは1980年代のタイだ。バンコクはすでに大都会だったが、奥に入るとスラムが広がって貧困の世界があった。私の愛した女性たちはその貧困に生きていた。だから私もまたその貧困にとらわれた。さらにバンコクから一歩郊外に出ると、東南アジア...
一般

景気が悪化したら途上国では暴動が起きて、先進国では政権が倒れるのが常識?

途上国では若年層人口も多い。途上国では人口の中央値年齢が20代前半という国が珍しくない。失業中で、将来展望を持てない若者が大量に存在すると、抗議デモもしばしば暴動化する。一方で先進国では暴力よりも政権が倒れる形でそれが表出する。それが今まで...
LGBT

◆レディーボーイとインド人男性の仁義なき戦い。盗むか盗まれるかの資本主義

2025年のタイの歓楽街の報道を見ていて思うのは、相変わらずインド人がレディーボーイのターゲットになっていたり、インド人がトラブルを起こしていたりする報道が延々と続いていることだ。レディーボーイとインド人男性の仁義なき戦いと言えるかもしれな...
アメリカ

アメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」へ。今後、世界はどう動くか?

トランプ政権下のアメリカは「世界の警察官」から「世界の暴力団」への変貌といってもいい。国家の行動様式が変わった。いずれ、通貨、金融、同盟、企業活動に影響が波及していくだろう。今のアメリカでは水面下で「アメリカ離れ」が加速していくのは避けられ...
女性問題

◆SNSで流れている「良い膣・悪い膣」の図。良い悪いで決める発想の落とし穴

SNSで時おり奇妙な画像が流れてきたりする。この日に見たのは「良い膣・悪い膣」という内容のものだった。どうやら、成人雑誌らしき「膣特集」の一部だったようで、普通ならばこうしたものは女性は目にしないものだったはずのものだったのだが、SNSでは...
一般

『鈴木傾城のディープナイト』ポッドキャストを新たに始めることにしました

改めまして、あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新年早々、みんかぶのほうで『アジアの暗黒街で愛を探した男』の連載を始めさせて頂きました。パッポンのマイも、この連載記念特典として全文を掲載しております。お楽し...
ブラックアジア書籍

◆【連載記念特典】パッポンのマイ。なぜ自分はここまで堕ちたのかと、涙した

連載記念特典! この内容は『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々 タイ編』の中から「パッポンのマイ」を〝全編〟掲載しています。『アジアの暗黒街で愛を探した男』で登場したマイは彼女のことです。会員の方はぜひお読みください。二十歳《はた...
周知

『アジアの暗黒街で愛を探した男』、みんかぶにて連載を開始します

皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今回、新たに連載を始めることにしました。タイトルは『アジアの暗黒街で愛を探した男』です。これまで「ブラックアジア」では主に女性たちの人生や背景に焦点を当てて書いてきました...
一般

今年最後の投稿。今年はいろいろありました。2026年もよろしくお願いいたします

ブラックアジアも、今年最後の投稿となります。今年は心臓の手術を3回もおこなう激動の年になり、体重も14キロも落ち、体力も激減して肉体的には大変な年だったのですが、特に滞りなくブラックアジアも続けることができて良かったです。心臓の問題について...
心理

◆セックスシンボル、ブリジット・バルドーの無視されている暗部に真実がある

フランスを代表する女優ブリジット・バルドーが、2025年12月28日、南部サントロペにある自宅「ラ・マドラグ」で死去している。享年91歳だった。死因は公表されていない。エマニュエル・マクロン大統領も、SNSで「彼女の映画、声、輝き、イニシャ...
戦争

隣国憎悪はますます燃え上がる。情報量の増加によって対立は先鋭化されていく

隣国憎悪は、どこにでもある。相手がこちらに憎悪を向けているのであれば、こちらも相手に憎悪を向けることが自国の防衛となる。相手に憎悪を向けられて暴力を向けられてもヘラヘラしていたら国が滅びてしまう。憎悪には憎悪で立ち向かうことで自国が守られる...
社会問題

◆「男は年を取れば性欲が枯れる」という共通認識と現実社会のズレの問題とは?

静岡県三島市では、銀行内で同僚の20代女性にわいせつな行為をしたとして、58歳の銀行員が不同意わいせつの疑いで逮捕された。兵庫県養父市では、市役所内で28歳女性に同意なくわいせつな行為をしたとして、58歳の男性職員が停職6か月の懲戒処分を受...
東南アジア

タイ語とクメール語の語感は違ったが、言葉が統合されることはないと気づいた日

タイ語とクメール語(カンボジア語)はまったく違う。あるとき、カンボジアの女性の、話すささやくようなクメール語に惹かれたこともあったのだが、それはタイ女性の話すタイ語では感じたことのないような語感だった。そしてタイ語とクメール語の違いのことに...